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2025/08/01歯を美しくする方法「ホワイトニング」
清潔感がある白い歯を手に入れるために、ホワイトニングを検討している方が少なくありません。しかし、ホワイトニングを受ける前に、安全性やリスクをよく理解する必要があります。このブログでは、ホワイトニングのリスクやおすすめしない方などをご紹介します。
ホワイトニングにはどんな危険性があるのか

インプラント手術は麻酔をして行うため、基本的に手術中に痛みを感じることはありません。強いてあげるとすれば以下の3つです。
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ホワイトニングの主成分
対歯科医院で行うオフィスホワイトニングの主成分は過酸化水素、自宅で行うホームホワイトニングの主成分は過酸化尿素です。
ともに漂白、殺菌作用があり、過酸化水素に比べると過酸化尿素は刺激が弱く扱いやすい成分です。
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正しく処方される薬剤は問題ない
過酸化水素と過酸化尿素は、皮膚などに付くと炎症を引き起こすリスクがあるため、扱いは慎重に行う必要がある成分です。
しかし、歯科医師が安全性を考え適切な濃度で処方した薬剤の場合は問題ありません。
薬剤が唇や歯茎に付着すると

自宅で行うホームホワイトニングに使用する薬剤は、濃度が低いため基本的に薬剤やけの心配はありません。しかし、唇や歯茎に大量の薬剤が付着してしまうと、その部分に痛みが出るリスクもあります。
このような痛みを引き起こさないためには、用法・用量を守って使用することが重要です。
このような痛みを引き起こさないためには、用法・用量を守って使用することが重要です。
ホワイトニングを避けた方がいい人

以下のような方は、リスクが高いためホワイトニングを避けた方がよいです。
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歯の形成が終わっていないお子さん
形成途中の歯は、ホワイトニングによって白い斑点になる可能性があります。そのため、歯の形成が終了していないお子さんは、ホワイトニングを避けた方がよいでしょう。
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妊娠や授乳中の期間の方
妊娠中や授乳中の方が、ホワイトニングを受けて問題があったという報告はありません。しかし、絶対に安全であるとも言い切れないため、避けた方がよいでしょう。
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知覚過敏や虫歯、歯周病、歯にヒビがある方
知覚過敏や虫歯、歯周病、歯にヒビがある方がホワイトニングを受けると、症状が悪化する可能性があります。そのため、まず治療を受けてからホワイトニングを受けるようにしましょう。
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無力カタラーゼ症、光過敏症の方
無力カタラーゼ症は、ホワイトニングで使用される薬剤の主成分である過酸化水素を分解する酵素であるカタラーゼが先天的に欠如している病気です。歯科医院で行うオフィスホワイトニングは、薬剤を塗布したあと光を照射します。そのため、無力カタラーゼ症と光過敏症の方は、ホワイトニングを避けた方がよいでしょう。当院は、光照射を行わないホームホワイトニングを扱っています。光過敏症の方でもホームホワイトニングを受けることは可能です。
まとめ
ホワイトニングのリスクや避けた方がいい人などを紹介しました。ホワイトニングは歯科医師の指導に従い、用法・用量を守って使用すれば危険はありません。万が一、異常を感じたら使用をやめて、できるだけ早く歯科医師に相談するようにしてください。
ホワイトニングのリスクなどについてご質問がある方は、吉塚駅から徒歩7分のみさきデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。