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2025/06/01

インプラント術後の過ごし方

インプラントは、顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込む外科手術です。
そのため、術後は切開部位の傷口の回復、人工歯根と顎の骨の結合を妨げるような過ごし方をしないように注意しなければいけません。このブログではインプラント術後の過ごし方をご紹介します。

食事をする際


  • 飲み物
    手術直後2〜3日は、刺激が強い炭酸飲料や熱い飲みもの、冷たい飲みものは、傷口を刺激するため控えることをおすすめします。
    また、アルコール類は血流が良くなり、出血や炎症のリスクが高くなるので、術後1週間程度は控えてください。

  • 食べ物
    術後1〜2時間は、麻酔が効いており口の中の感覚が鈍く、頬を噛んだりする可能性が高いため控えてください。
    術後1週間程度は、硬いものや刺激が強いものを食べず、おかゆや麺類など柔らかいものを手術した部位と逆側で食べることをおすすめします。
    また、お餅やガム、キャラメルなど粘度の高いものを食べるときも気をつけましょう。

その他の私生活について意識すること


  • 運動
    運動をすると血流が良くなるため、術部からの出血や炎症を引き起こすリスクが高くなります。
    そのため、術後2〜3日はウォーキングなどの軽い運動、1週間程度は激しい運動を控えて安静に過ごすようにしましょう。

  • 睡眠
    睡眠は傷口の回復を促進させます。そのため、早めに就寝するようにして、しっかり睡眠をとるようにしてください。

  • 入浴
    湯船に浸かると血行が良くなるため、術後2〜3日は湯船に浸からずシャワーを浴びるだけにしましょう。
    術後2〜3日経っても、術部に出血や腫れ、痛みがある場合は、症状が落ち着くまで湯船に浸からない期間を延ばすことをおすすめします。

  • 喫煙
    喫煙をすると、インプラントと顎の骨が結合しにくくなってしまいます。
    傷口の治りが悪くなる、感染症にかかるリスク上昇、歯周病・インプラント周囲炎のリスク上昇などの理由から、禁煙することをおすすめします。

  • 歯磨き
    抜糸をするまでの間(術後2週間程度)は、傷口が開くのを避けるために、術部に歯ブラシを当てないようにしましょう。
    歯磨き粉を使わずに術部以外を磨くようにしてください。
    また、うがいの回数を減らして、強く口をゆすがないようにしましょう。  

まとめ


術後の過ごし方で、傷口が治る期間や感染症にかかるリスク、インプラントと顎の骨が結合するまでの期間などが変わります。
インプラント手術後は、術部を刺激するようなことは避け、できるだけ安静に過ごすようにしてください。

インプラント手術後の過ごし方以外にも、お口のトラブルについての疑問や不安がある方は、福岡市にあるみさきデンタルクリニックにお気軽にご相談ください。

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